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第8回目の授業、本日は未来ケアカレッジ梅田校にお邪魔しています。JR・阪急・阪神・大阪市営地下鉄各線梅田駅より徒歩7分です。
カリキュラムは「睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」です。
※地域により授業の順番・回数が異なります。
いよいよ実技演習が始まるかと思いきや、実際に介護を行うにあたっての、未来ケアカレッジの介護に対する考え方を改めて学びます。
横文字で申し訳ありません、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health 国際生活機能分類)というそうです。
なにやら専門的なので・・・
専任講師の方にお聞きしますと、一言で言えば、介護される方の全体像を知る視点が大切ということでした。
換言すれば、介護される方の生い立ち、職業、家族構成などバックボーンを理解し、杓子定規ではない介護される方一人一人に対して唯一無二の介護を尊敬の念をもって実践することだそうです。
専任講師は続けて、介護される方はプライドが傷つく、恥ずかしいなどのお気持ちがあり、そうした気持ちをくみ取っての介護が大切、
----例えば、介護される方が失禁してしまった際、ただ対処療法として処理をするだけでなく、なぜ失禁してしまったのか、失禁してしまった方の気持ちを理解した上で介助する、そうした姿勢が大切なんです----と。
未来ケアカレッジの「目指す介護者像」なる理念の真髄がここにあるのですね。
実際の授業では、受講生の皆様、テキストにいくつかお題があり、グループワークにて議論を重ねながらICFを学んでおられました。
これから模擬実習とはいえ、いろんな介助を学習して行く上で、その根本となる考えがあるのとないのでは大きな違いが出るような気がするのはミケだけではないように思います。
時間割を見ると、いつもは、17時や17時30分まで授業があるのですが、今日は16時で終了予定。
たまにはこういう日もないとね。
※地域により終了時間は異なります。
突撃取材
あれ?スタッフさんらしき方ではありますが、普段お見受けしない方が教室にいます。
どなたなのでしょう?
わかりました!
未来ケアカレッジで就職サポートを担当しているコーディネーターの方でした。
そういえば、どの教室にも介護医療関連の「求人票」がたくさん掲示されてますね。
16時授業終了、あ、なるほど今日は少し時間が早いので、無料の就職相談会があるようです。
エリアにより事情が異なる場合もありますが、なかには介護施設のご担当者が訪問され直接求人内容のご説明をされることもあるそうです。
もちろん、授業は終了していますので自由参加。ご興味のある方のみです。
とはいえ、関心高いんですね、80%くらいの受講生さんが参加されてました。
介護士はおそらく専門職ですので、通常の就職活動とはかなり違うような気がします。
コーディネーターさん丁寧にご説明。その後質疑応答で約60分。
受講生さんの何人かはなにかペーパーを提出しています。
特ダネ!
未来ケアカレッジでは、介護職員初任者研修の受講生さんに就職サポート用に「エントリーシート」なるものを配布しています。
介護・医療関連での就労意向があれば、ご自身でご記入の上、いつもの教室在住のスタッフさん、または、コーディネーターさんにお渡しいただくというものです。
内容は、一言でいえば「履歴書」兼「職務経歴書」兼「就職希望条件記入書」のようなものです。
といってもA4サイズ用紙1枚なので、記入するボリュームは多くはないようです。
そのエントリーシートを基に、面談があり、コーディネーターさんがぴったりの求人情報を探してくれるというものです。
あ、大事なこと書き忘れましたが、もちろんすべて無料です。
※写真はすべてイメージです。