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第10回目の授業、未来ケアカレッジ三宮校にお邪魔しています。JR・阪急・阪神三宮駅徒歩8分です。
※地域により授業の順番・回数が異なります。
カリキュラムは「整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」です。
実際の授業でメインに行うのは、いわゆる「着替え」です。
突撃取材
授業を覗いてみますと、講師の方レクチャーも指導もなくいきなり「右片マヒ」という前提で受講生さんに着替えをしてもらってます。
なかなか手ごわいですね。
試行錯誤の後、どうにかこうにか無事終了したようですが、遠目から見ていて、どうもマヒしてるはずの右腕も動いていたような気がしたのは、ミケだけでしょうか。
そう簡単ではないようです。
未来ケアカレッジでは、まず、受講生さんにご自身でやっていただくこともしばしば。
当然知識も経験もなくうまくいかないことが多いのですが、実際にやってみて苦労する。
その後指導を受けてやってみると結構うまくいくことが多いようです。なにより、最初出来なかったので、授業への集中力が数段に上がるようですね。
一言で着替えといっても、パジャマや浴衣などいろんな衣類があります。
それぞれの特性を理解し、当たり前ですが介護される方の状態を把握し(どこかしらにマヒがあったりします)はじめて着替えに取りかかれるのですね。
それに介護する方は赤の他人、単なる着脱の技術のみならず、介護される方の羞恥心への配慮も極めて大切なことはいうまでもないようです。
介護は本当に奥深いです。
特ダネ!
さてここで突然ですが、問題です。
「脱健着患(だっけんちゃっかん)」という言い回しがあります。
意味おわかりでしょうか?
服を脱ぐ際は「健側(動く方)」から、衣類を着る際は「患側(動かない方)」から、という意味です。
覚えておくとためになる言葉ですね。
※写真はすべてイメージです。