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「福祉用具専門相談員に試験はある?」「福祉用具専門相談員の試験は難しい?」とお悩みの方も多いでしょう。
福祉用具専門相談員になるためには、福祉用具専門相談員指定講習を受講し、修了試験に合格する必要があります。
しかし、修了試験は講習の内容を理解しているか評価することが目的ですので、難易度は高くありません。
今回は『福祉用具専門相談員とは』『福祉用具専門相談員の資格を取る方法』『福祉用具専門相談員の試験は難しい?もし落ちたら?』といった内容を解説していきます。
この記事を読めば、福祉用具専門相談員の試験にかかわる不安を払拭できます。
福祉用具専門相談員とは
まずは、福祉用具専門相談員の概要と仕事内容について解説していきます。
福祉用具専門相談員の概要
福祉用具専門相談員は、使用者のニーズに合った福祉用具の選定や、使用方法についてアドバイスする福祉用具の専門職です。
国家資格ではありませんが、公的資格として幅広い場所で活躍できます。
福祉用具を選定するだけではなく、使用者がより自立して暮らせるよう、訪問・評価するのも、福祉用具専門相談員の役割です。
また、介護保険の指定を受けた福祉用具貸与・販売事業所には、2名以上の福祉用具専門相談員、または福祉用具に関する知識を有する国家資格保有者の配置が義務付けられています。
参考:厚生労働省 jobtag『福祉用具専門相談員』
福祉用具専門相談員の仕事内容
福祉用具専門相談員の主な仕事内容は、次の5つです。
- ・福祉用具の選定・相談
- ・福祉用具利用計画の作成
- ・使用方法の説明
- ・福祉用具の適合・調整
- ・点検・評価
主な勤務先は福祉用具貸与・販売事業所ですが、福祉用具メーカーで製造や営業として働くケースもあります。
福祉用具専門相談員の業務を行うには
福祉用具専門相談員の業務を行うには、次の方法があります。
福祉用具専門相談員指定講習を受講する
福祉用具専門相談員の資格を取るためには、福祉用具専門相談員指定講習を受講しなければなりません。
福祉用具専門相談員指定講習は、都道府県の指定を受けたスクールで実施されます。
50時間のカリキュラムを修了し、習熟度を測る修了試験に合格すれば、福祉用具専門相談員の資格が取得できます。
また、福祉用具専門相談員指定講習は、特別な受講資格が定められておらず、誰でも受講可能です。
福祉用具専門相談員の試験とは?
まず前提として、福祉用具専門相談員指定講習には、試験と身構えるほどの試験は実施されません。
安心して受講しましょう。
しかし、福祉用具専門相談員の試験に関して、次の4点を不安に思われる方が多いようです。
- ・試験の難易度は高くない?
- ・試験に落ちても再挑戦可能?
- ・福祉用具専門相談員の試験日程は?
- ・福祉用具専門相談員の試験内容は?
一つずつ解説していきます。
試験の難易度は高くない?
福祉用具専門相談員指定講習の試験は、講習で学んだことを理解できているか確認する意味で行われます。
国家試験のように一定数をふるい落とす試験ではないので、難易度は高くありません。
しっかり講習を受けていれば、ほぼ全ての方が合格できます。
試験に落ちても再挑戦可能?
福祉用具専門相談員指定講習で実施される試験の難易度は高くないため、試験に落ちることはほぼないでしょう。
もし万が一1回目の修了試験で合格点が取れなくても、多くのスクールでは補講や再試験が可能ですので、必ず修了できます。
福祉用具専門相談員の試験日程は?
福祉用具専門相談員指定講習では最後のまとめとして修了試験が実施されるため、日程は講習によって異なります。
検定試験や国家試験のように、日程を決めて試験が実施されるわけではありません。
福祉用具専門相談員の試験内容は?
福祉用具専門相談員指定講習の試験は、講習で学んだ内容を理解しているか確認する意味で実施されるため、カリキュラムの範囲から出題されます。
未来ケアカレッジの福祉用具専門相談員指定講習では、次のような内容を学びます。
- ・福祉用具の役割
- ・福祉用具専門相談員の役割と職業倫理
- ・高齢者の日常生活の理解
- ・リハビリテーション
- ・介護保険制度等の考え方としくみ
- ・介護サービスにおける視点
- ・からだとこころの理解
- ・住環境と住宅改修
- ・介護技術
- ・福祉用具の特徴
- ・福祉用具の活用
- ・福祉用具の供給の仕組み
- ・福祉用具貸与計画等の意義と活用
- ・福祉用具による支援の手順と福祉用具貸与計画等の作成
介護業界が初めての方でも理解しやすい内容になっていますので、しっかり講習に取り組めば、ほぼ全ての方が修了試験に合格できるでしょう。
福祉用具専門相談員の資格取得【よくある質問】
福祉用具専門相談員の資格取得について、次のような疑問を持たれている方が多いようです。
- ・福祉用具専門相談員の資格取得にかかる費用はいくら?
- ・福祉用具専門相談員の仕事はきつい?
それぞれ、お答えしていきます。
福祉用具専門相談員の資格取得にかかる費用はいくら?
福祉用具専門相談員指定講習の費用は、地域や受講方法によって異なりますが、相場は4〜6万円程度といわれています。
未来ケアカレッジの福祉用具専門相談員指定講習は、税込37,950円から受講可能です。
ただし、地域によって費用が異なりますので、福祉用具専門相談員指定講習会の検索ページでご確認ください。
また、福祉用具専門相談員指定講習は『一般教育訓練給付金』の対象となっており、次の条件を満たす方は、支払った受講料の20%が還付されます。
- ・雇用保険の被保険者で、被保険者期間が通算1年以上
- ・教育訓練給付金の支給を受けたことがある方は、雇用保険の被保険者期間が通算3年以上
講習修了後にハローワークにて手続きすることで、給付金を受け取れます。
福祉用具専門相談員の仕事はきつい?
結論からいえば、福祉用具専門相談員は楽な仕事ではありません。
福祉用具の専門的な知識、福祉用具を提案する営業力、さらに福祉用具の搬入をこなす体力も必要だからです。
しかし、介護現場において福祉用具は必要不可欠なものです。
介護の要ともいえる福祉用具を取り扱う福祉用具専門相談員は、介護に携わりたい方にとって、やりがいを感じる仕事になるでしょう。
福祉用具専門相談員の試験は難しくない!積極的に取得しましょう!
では、今回のまとめです。
福祉用具専門相談員になるためには、福祉用具専門相談員指定講習を受けて、修了試験に合格する必要があります。
しかし、修了試験は習熟度の確認を目的としており、落とすための試験ではないので、難易度は高くありません。
福祉用具専門相談員指定講習をしっかり受講すれば、ほぼ全ての方が合格できる試験です。
もし1回で修了試験に合格できなかったとしても補講や再試験があるので、途中で投げ出さない限り、全ての方が試験に合格できます。
未来ケアカレッジの福祉用具専門相談員指定講習は、振替受講も無料となっており、忙しい方でも修了試験に合格できるようサポートしています。
福祉用具専門相談員を目指すなら、まずは無料の資料請求から始めましょう!